今の日本で虚無にならずに生きるには、どう生きたいのか自分で考えて、自分の責任で実行するしかない

会社を辞めて無職になり、暇を持て余して虚無っぽくなる人って多いと思うし、僕も一時期そうなってた。
週5日も他人に管理されながら労働して虚無になり、そこから脱出してもやっぱり虚無になる。

自分の中に「こう生きたい」という哲学がなくて、ただ外部に対して受動的に生きてる事が根本原因だと思える。
やりたくない事を週5日も朝から晩までやる生活から抜け出したはいいものの、代わりとなる生き方が無くて人生を持て余す。

「無職最高!毎日ゲームして遊んでる!」等とSNSやブログで発信してる人を間に受けてはいけない。
毎日消費者としてゲームしてるだけだとまともな人間は孤独に苦しみ虚無になる。
だから発信しているのだろう。

今の日本は雇用されて週5日労働する以外の生き方を社会が教えてくれない。
明治維新と敗戦によって国家の規範も哲学も何も無くなり、「働いて稼いで消費して経済発展させる」「そのために庶民は主にサラリーマンとして労働してるべき。労働は美徳」だけでやってきたから、そこからはみ出したらもう生き方を自分で考えるしかない。

ただ週5日労働から脱出するだけではなく、人から教えてもらう受動的スタンスからも脱出して、自分にとっての幸せな生活とは何なのか、自分で考えるしかない。
金稼ぎ以外に何もない虚無な今の日本で虚無にならずに生きるには、そうする以外にない。