すずひらの考え

世の中において最も大切な営み

野菜を作ったり牛の世話をしたり物を作ることほど世の中において大切な営みは存在しない。 あっても無くてもどうでもいい仕事ほど高級取りな世の中だけど、多くの金を稼げることと人間の暮らしに対する重要度は全く比例しない。 エリート扱いされるような高…

僕がいちいち自分の経験や思考を言語化している理由

僕はいちいち、「自分にとっての幸せな暮らしはこれだ」とか「今の資本主義社会はこんな感じで色々と終わっている」とか「この社会の中で自分にとっての幸せな暮らしを実現するには、こんな感じで工夫する必要がある」とか、言葉にしている。 なんでこんな面…

「豊かさ」の尺度はお金だけではない。今の日本社会でお金を尺度にしていたらジリ貧。

「豊かさ」の尺度ってお金だけではないし、今の日本社会で生きていくにはお金以外の豊かさへ価値転換をしたほうが生きやすくなると思っている。 高度経済成長の頃なんかは、たくさん働きたくさん稼ぎ、稼いだお金を消費して冷蔵庫や洗濯機等の便利すぎるモノ…

行為それ自体が目的になることだけしていたい

行為には2種類ある。 目的のための手段としての行為 それ自体が目的な行為 僕はもう、それ自体が目的な行為だけして生きていたい。そういう願望がある。 「なぜそれをやっているのか?」と問われたら「やりたいからだ」と自信をもって即答できることだけを…

生活のための仕事に生活が支配される矛盾に溢れた社会の中でどう生きるか

矛盾した社会 今の日本社会って、生活のための仕事に生活を支配される矛盾状態に陥っている人が大量にいると思う。2年と少し前に会社を辞めるまで、僕もその矛盾に陥っていた。 そもそも何のために生きているのかというと、それは人それぞれあるだろうけど、…

死は受け入れがたいけど、死を受け入れないと今を生きられない

死に対する受け入れがたい理不尽な感覚 僕はいつか必ず死ぬ。そして死んだらもう終わり。肉体的な活動の終了はもちろん、精神的な活動も終了してしまう。つまり、死んだらもう何も考えられなくなる。「自分」を知覚することもできないし、「他者」を大切に想…

「半農半X」という生き方に魅力を感じている

先日、「半農半X」という生き方を知った。読み方は「はんのうはんえっくす」。 この生き方がとても勉強になったので、どんなものなのか共有していく。 「半農半X」を知ったキッカケ 「半農半X」とはどんな生き方なのか 「半農半X」に魅力を感じている 【前提…

人間が幸福に生きていける環境から遠ざかる現代日本社会

最近、「人間が幸福に生きていくのに大切なことって何なのだろう」と考えることが多い。一度しかない無常な人生を現在進行形で生きている人間である僕としては、大切な問いだからだ。 まあ、それにも関わらず、38年間も生きてきたクセに、未だにこの問いに…

「労働は美徳」は刷り込みに過ぎない。労働を辞めることに引け目を感じる必要はない。

「労働は美徳」という価値観を擦り込まれていることで、苦しい会社員労働から抜け出すことに引け目を感じている人が世の中に多い気がする。 自分の発信に対する反応や、いただく質問を読んでいてそう感じる。 本人が自分の頭で考えた上で「労働は美徳」と納…

週5日1日8時間労働を疑問視する人が増えてるのは当たり前。行動して脱出しよう。

さっき、Xで以下のような記事が表示されて、思わず読んでしまった。 だいぶざっくり要約すると、以下のような内容 会社に人生を捧げてきた世代とZ世代は仕事の価値観に大きな隔たりがある。 具体的には、Z世代は週5日、1日8時間プラス残業が当たり前な働き方…

「週10時間労働で雇用保険に 要件緩和」また搾取が増える

先日、以下のようなニュースを目にした。 雇用保険の加入条件を、今は「週20時間以上働くこと」となっているけど、「週10時間以上働くこと」に緩和するという内容。 「2024年の通常国会で関連法案を提出し、28年度にも実施する」とあり、実施されるのは5年後…

「働きたくなければ、お金を使わなければいいじゃない」が2023年現在の日本における処世術

僕の処世術の1つとして「働きたくなければ、お金を使わなければいいじゃない」というのがある。 これはフランス革命の当時にマリーアントワネットが言ったとされる「パンがなければ、ケーキを食べればいいじゃない」を勝手にパクって作った表現。 実際はマリ…

「国民年金の納付期間を60歳までから65歳へ延長する案」に大反対

先日ニュースで見たのだけど、どうやら国民年金の納付期間を、現在の60歳までから65歳までに延長する案が厚生労働省にて議論されているらしい。 国民年金保険料 65歳まで納付へ議論加速、期間延長 - 産経ニュース (sankei.com) 現在のところ厚生労働省内で…

節約するための考え方(月の生活費8万円)

僕は月の生活費が約8万円ぐらい。 以前は月10万円は掛かっていたのだけど、低コスト生活を続けるにつれて「足るを知る」的な心境に至り、そしたらいつの間にか月8万円ぐらいで生活できるようになっていた。 そんな僕が思う「節約するための考え方」でも書い…

「9時17時勤務のハードさに新社会人が涙の訴え」に対する感想

先日、以下のような記事を読んだ。 「頭がおかしくなりそう」9時17時勤務のハードさに新社会人が涙の訴え - Yahoo!ニュース 内容を要約すると以下。 大学を卒業して働き始めたばかりの人(フォロワー11万人のTikToker。海外の人。どこの国かは不明)が「9時…

「底辺の仕事ランキング」に対する感想

もう何ヶ月か前だけど、「底辺の仕事ランキング」というものをTwitterで目にした。 新卒向け就職情報サイト「就活の教科書」というところが公開したものらしい(炎上して現在は削除済み)。 そのサイトによると、以下が「底辺の仕事ランキング」のようだ。 …

仕事しない日こそ平日である

常々思ってる。仕事しない日こそ「平日」と呼ぶべきだよなって。 なぜかというと、仕事のために生きているわけではなくて、仕事はあくまで生活の手段にすぎないからだ。 生活を営んでいくためにはある程度のお金はどうしても必要であり、そのお金を稼ぐ手段…

「やりたいこと」を探すより、「やりたくないこと」を辞める方が優先

「やりたいことがない」という人って世の中にけっこう多いと思う。 そういう人は、とりあえずまず、「やりたいこと」を探そうとするのではなく、「やりたくないこと」を辞める方針でやってくがのいいと思う。 なぜかというと、人間のエネルギーは有限だから…

世の中には仕事よりも大切なことが沢山ある

前職を辞める際、「会社を辞めてどうするの?」と上司に聞かれた僕は、以下のように答えた。 「会社の仕事に心身ともに振り回されながら忙しく生きるのに疲れたので、1年ぐらい無職でぶらぶらします。その後のことはそのとき考えますけど、なるべくのんびり…

ダウンシフター(減速生活者)という表現が気に入ったので共有します

最近、『減速して生きる―ダウンシフターズ』という本を読んだ。 加筆した文庫版も出ているらしい。 この本を読んで「俺ってダウンシフター(減速生活者)だったのか」という気付きを得た。 ダウンシフターとは何かというと、wikipediaにいい感じにまとまって…

中年の危機(ミッドライフ・クライシス)は起きて当然の現象。不安になる必要はない。己を見つめ直す良い機会。

「中年の危機(ミッドライフ・クライシス)」というものがある。これについて今回は思っていることを書く。 中年の危機とは 中年の危機になるのは当たり前 中年の危機は己を見つめ直す良い機会だと思う 中年の危機とは まず前提として、中年の危機とは何かと…

週5日労働は働きすぎ。週3.5日労働があるべき姿だ。

ずーっと昔から常々思っている。「週5日も労働するのは働きすぎだろう」と。 だって、一週間って7日しかないんだよ。そのうちの5日間も働くの?多すぎだろうさすがに。 自分の好きな仕事をしているならまだしも、多くの人はそういうわけでもないだろう。金の…

「お金を使わなければその分だけ稼がなくても生活できる」←超当たり前なのに忘れがちな世界の真実

この世界には、いくつかの真実がある。 水は0℃で氷になる。札幌は東京より北にある。地球は丸い。これらは全て世界の真実だ。 そして「お金を使わなければその分だけ稼がなくても生活できる」。これも世界の真実の一つと言える。 お金を使わなければ、その分…

休み明けに学校・会社へ行きたくないのは当たり前。行きたくないなら行かなければいい。

もう2023年も9月になってしまった。時間が経つのが早すぎる。 このままどんどん時が過ぎ、大晦日になり年が明け、「よし、2024年こそ頑張るぞ」と意気込んだかと思いきやまた9月になって、「もう2024年も9月になってしまった」とか言ってるんだろうな。 僕の…

「社会」と「世間」は違う。僕は世間が嫌いだし馴染めないが、それでいいと思っている。

「世間」という言葉と、「社会」という言葉がある。 この2つの言葉は似たような意味を持っており、多くの人はいちいち使い分けなんか意識していないと思う。僕も日常的にはいちいち意識していない。 でも意識していなくても、実は無意識化でこの2つの言葉は…

「世間」が嫌い。だから会社員をやれないし、それ以外の何かしらの集団に属すのもすごく慎重になる。

本当に世間が嫌い。大嫌いと言ってもいい。 世間が嫌いすぎて会社という名の世間に最後まで馴染めず、何度か転職しつつも結局「そもそも会社員自体が俺には無理だ」という結論になり、辞めた。 会社以外にも世間はそこら中に存在している。人が3人集まれば、…

人を評価する物差しが「いくら稼いでるのか」「仕事は何をしているのか」に偏りすぎている

現代社会を生きていて、常々感じることがある。 今の世の中、人を評価する物差しが「いくら稼いでるのか」「仕事は何をしているのか」に偏りすぎているよなって。 「あの人は会社を経営してるから偉い人だ」「あの人は年収1億円だから優れた人だ」みたいな感…

働きたくないのではない。やりたくないことをやりたくないだけ。

よく勘違いされるのだけど、僕は別に働きたくないわけではない。 働きたくないのではなく、やりたくないことをやりたくないだけだ。 なぜやりたくないことをやりたくないのかというと、やりたくないからである。 やりたくないのでやりたくない。すっごくシン…

節約して生活費を月10万円に抑えてる理由

現在のワシの生活費は月約10万円。 月によっては9万円だったり11万円だったりするけど、ざっくり平均すると10万円。 意図的に、月平均10万円になるようにしている。 本当は月平均8万円ぐらいまで抑えたいものの、試してみた結果、それは厳しかった。 我慢す…

45歳でリストラ!サラリーマン増税!君たちはどう生きるか

サラリーマンは世知辛い 2019年に、大企業が45歳以上をリストラするという報道を見た。NEC、コカ・コーラ、カシオ、アルペン、富士通などなど、誰もが名前を知ってるような大企業において。 それから4年が経った2023年現在では、もはや45歳以上をリストラす…