職質ってひどいですよね。何も悪いことをしておらず、自分としてはただ普通に生きているだけなのに、公衆の面前でいきなり声を掛けられて、鞄の中を見せたり身分証を見せたりしないといけないんですから。名誉棄損ですよあれは。
僕も過去に職質を受けました。当時はまだ会社員として普通に働いていた時期だったにも関わらず。
有休を使い、平日昼間から街を散歩していたら私服の男性２人に声を掛けられたのでビビりました。
警察官であると自称され、警察手帳も見せられたものの、手帳が本物かどうかなんて判断できないのでかなり警戒しました。警察かどうか怪しい成人男性２人組に街中で声を掛けられ、職業を聞かれたり、身分証明書の提示や鞄の中身の開示を求められるわけですから。
逆にお前らのほうが怪しいよ、善良な市民をカモにしようと企む詐欺グループじゃないのか？ と警戒しまくりました。
近くに交番があったので、「あの交番の中で話をするのなら従います」と言ったら、「今、鍵がないので入れないんですよ」とのこと。ますます怪しい。
「僕は善良な市民であり普通のサラリーマンです。今日は有休で散歩しているだけです」「本当に警察であるなら身分も持ち物も何でも開示しますが、怪しいので無理です。素人にも分かるように、まずはそちらが確実に警察であることを身分証明してほしい」と伝えましたよ。当然ですよこれは。見せるわけないだろ、どういう神経してるんだよって腹立ちました。
そしたら、警察手帳に書かれている電話番号に自称警察官のスマホから電話をし、警察手帳に書かれている氏名の人間が在籍していることを確認してほしいと言われました。
僕は警戒心が強いので、それも怪しいと思いました。スマホに何か細工がされていて、自称警察官の仲間に電話が掛かるようになってるんじゃないかって。
だから、自分のスマホから電話しました。電話番号が確かに警察署であることをググって確認した上で。
そうやって電話代を自己負担してようやく在籍は確認できた気もするけど、でも警察手帳に書かれてる氏名が本物かもわからないわけですよ。
だから確か、免許証も見せてもらいました。もうどちらが職質してるのか分からない感じですよ。
で、免許証と警察手帳で氏名が一致していることも確認して、まだ100%安心したわけではないけど、もし詐欺グループだったら公衆の面前でこの不穏なやり取りをしている５分以上の時間を嫌がり退散するだろうとも思い、もう覚悟を決めて身分証と鞄の中身を見せましたよ。
何事もなく確認終了して解放されました。その後特に問題も起きていないので、本物だったっぽいです。
今書いてて思いました。110番に電話して確実に本物の警察に来てもらい、そこで彼らが本物であることを証明すればよかったと。詐欺から身を守るためにそのぐらいする権利があります。もしまた同じ状況に遭遇したら今度はそうします。
あれは本当に、善良な小市民である僕の名誉を棄損する行為ですよ。ひどいです。
マジでただ普通に散歩してただけですからね。平日昼間とはいえ。成人男性だって平日昼間に街を散歩する権利ってありますよね。
上下とも黒の服を着てましたけど、それも別に普通のファッションの範疇ですよ。
なんなんでしょうね、社会に適応できていない雰囲気でも滲み出てるんでしょうかね、僕って。
でも会社を辞めて、世間的には「何して生活しているのかよく分からない人」になり、札幌で暮らしはじめてからは一度も職質を受けてません。だからきっと、会社員時代は我慢して生きている影響で人相が悪かったのかもしれません。今は毎日ニコニコしながら生きてます。
質問へ回答せず、職質に関する思い出話を繰り広げてしまいました。すみません。質問に回答します。「職質されたら職業はなんと答える？」ですよね。
超無難に答えますよ。自分は世間の中でちゃんと普通に生きてる人である事をアピールします。普通に生きてる人であることこそ評価が高いのでしょうから。自分を貫くべき状況でも何でもないですし。
なので、ブログや動画や本で細々と稼ぐ零細自営業をしながら、零細投資活動もして、たまにバイトもしてるみたいな世間から見たら変なライフスタイルは一切言いません。
「IT関係の自営業です」あるいは「投資家です」これでいきます。嘘はついてないですから。
もし完全に無職な状況のときに職質を受けたとしたら、「求職中です」とでも言います。
本当に嫌な社会ですよ。たかが無職であるだけで難色を示されるんですから。無職は犯罪を犯す率が高い事実でもあるんですかね……あるのかもしれませんけどね（笑）。
仮にそういう事実があったとして、質問文から推察するに、「働いてない＝よくないこと」という前提を置いた態度を取られたのでしょうね。
働くことが美徳化してますね。本当は生活に必要なお金を得る手段として仕方なく働いてる人が大半なのに。その本音を隠して「働くことはいいことだ」と目的化してて、だからいつまでも苦しい労働から抜けられなくなります。
「労働は美徳」は資本主義社会における強者からの刷り込みにすぎません。それについては以下に書いてます。
僕は無職を特別に肯定はしてませんけど否定もしてないです。仕事は多くの人にとって生活するための手段なので、その手段を取る必要がないなら無職でもなんでも自由だと思ってるだけです。
労働は美徳とする価値観もけっこうだけど、ならせめてちゃんと世の中に価値のある仕事に生き生きと取り組んでほしいところです。たとえば善良な市民に対して怪しすぎる状況で的外れな職質をするような迷惑な事はせず、市民の安全に寄与する仕事に取り組むなど。
以上です。ご質問ありがとうございました。
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