1つの夢が叶った。今後どうしよう。

昨日、本を書いて人に読んでもらいたいという僕の夢が叶った。

出版社を通して紙の本を書店に並べたわけではなく、Kindle本を個人で出版する形。つまり、僕の書いた文章に対して金稼ぎ観点で他人から意見されることなく、こだわって書いた文章たちをそのまま本にできた。

書いた本↓

会社を辞めて生き方を変えることにした

 

今の僕の生活に至るまでの経緯をこの本に書き切った。

10万文字に及ぶ活字を読む人は、今の時代では限られているだろう。YouTube動画で複数本に分けてでも、分かりやすく動画で表現して発信したほうが多くの人に伝わるのだとは思う。

でも、伝わる人数が少なくなってでも、僕が最も好きな文章という形態での発信に魂を込めたかった。だからそうした。拙い部分もあるだろうけど、今の僕に表現可能な全てをこの本に注ぎ込んだ。

これまで何度もYouTubeやブログで過去の話をしては、「なんか違うんだよな。十分に表現できていないように思える」と感じて、表現し直したりしていたのだけど、それももう終わり。本という特別な媒体で過去を表現しきった。

達成感と、寂しさがある。

達成感については、本を書いて人に読んでもらうという夢が叶ったこと。

寂しさについては、母の話を全て本に書いたので、もう次に行かざるをえないこと。

本を読んでくれた人なら分かる通り、僕は精神面での母離れが出来ていない男であり、色々な媒体や切り口で母の話をしていくことで母の存在をこの世に繋ぎとめておきたい気持ちがあったのだけど、僕の夢だった「本」に、母に関する話は全て書いた。書いてしまった。だからもう、母の話はおしまい。

どうしても、色々な記憶が脳の奥底から掘り起されてくる。おしまいにすることへの寂しさが強い。でも、本当におしまい。次に行くためにも、いい加減に区切りをつけたい。

今後も発信活動は続けていくつもりだけど、色々と考えたい部分はある。同じ形でやり続けるのではなく、何かを変えてもいいタイミングだと位置づけている。