「持ち家か賃貸か」論争に対する僕の考え (質問回答)

 

その論争は把握しておらず、どんな内容が議論されたのかは存じ上げません。軽くですがググってみたものの、見つけられませんでした。

なのであくまで一般的な「持ち家か賃貸か」についての自分の考えを書きますね。この話って永遠に論争になってますよねw

 

結論から言いますと、僕は少なくとも今は賃貸派です。家を買うとしても、もっと歳を取ってからです。最低でも50歳以上ぐらいなイメージ。

理由は以下です。

  • 賃貸のほうが気軽に住む場所を変えられる。一つの場所に長く住むと飽きて場所を変えたくなる。仕事の都合もありつつ、今まで平均で2年に1回は引っ越してる。
  • 人口減少してて経済成長もしていない国で買う家なんて資産ではなく単なる消費財だと思っているので、買うなら終の棲家な位置づけで、その観点で場所や物件を選びたい。今買うなら長く住めて立地もそれなりに良い場所を選びたくなり、その場合は安くても1000万円前後は必要。そんな高い買い物をするのはありえない。株式運用の資金が大幅に減ってしまい、投資リターンで得られたはずの利益まで失うことになる。

 

趣味で賃貸や中古マンションをホームズ等で見たりはしてますけど、300万円で買えるマンションなんて、築30年前後かつ、25㎡前後かつ、不便な地方ですよね。

そういう物件を今買ったところで、10年後には資産価値がほぼなくなり、設備もあちこち不備が生じてそうです。

しかも住居費が0円になるわけでもない。数千円~数万円の管理費は掛かり、設備を直す際には賃貸以上の費用が掛かる可能性もある。

であれば、しばらくは気楽に賃貸に住み(家賃5万円以下で十分)、50歳を過ぎたぐらいのときに、完全に労働からは引退し、その時点で安いマンションを買うぐらいのほうがいいです。買うとしても、ですが。

人口減少による地方の過疎化と高齢者向けコンパクトシティ整備が進み、そういうところに安いマンションがあれば、買ってもいいかなと思います。

 

「高齢者になると賃貸は借りられない」という不安が、持ち家を支持する理由として耳にしたりもしますが、であれば、高齢者になってから買えばいいと思ってます。家は都心の一部を除き資産ではなく消費財だと思っているため。

それに、僕が高齢者になる数十年後に「高齢者は家を借りられない」状況だったら、社会が崩壊するでしょうね。今より大幅に増えている高齢者の多くが住む場所を確保できないわけですから。

そんな遠い将来のことを、今の社会の延長で考えても仕方がないです。人口や年齢層などが変わるにつれて、社会の仕組みも変わっていくものです。

 

仮に300万円で買えてそこそこ便利な場所にあり今後値上がりも見込める物件があったとして、そういう物件を発見できて買えるなら検討の余地もありますけど、そんな美味しい物件は日々物件に目を光らせているプロの不動産投資家や投資会社に買われてしまい、一個人が買えるはずもないでしょう。

 

というような理由により、当面は賃貸、家を買うとしてもまだまだ先、という考えです。

 

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