phaさんは存じてますし、本を何冊か読んだこともあるし、文学フリマで直接お会いして話したこともあります。
以下の本を読みました。いずれも面白かったです。
『ニートの歩き方』
のんびりした文体が好きです。人間の感情を文章で表現するのも上手い方ですよね。
ただ、影響は受けてないとは思います。
共感するところが2割、自分とは全然違うと思う部分が8割な感じだからです。
phaさんは「だるい」が代名詞ですが、僕は「だるい」感情はあまりないです。なので本質部分が違うので、影響を受けてもいないと思ってます。
僕は「だるい」ではなく「どうせそのうち死ぬのにやりたくないことしてる時間がもったいない。好きなことしていたい」です。
主観としては、人生をポジティブに捉えてアクティブに活動しているつもりです。
ただ、僕の「好きなこと」が、1人で本を読んだりアニメやゲームで楽しむことなので、「だるい」人みたいに見えるかもしれませんけど、だるいわけではないです。
もし趣味がお金の掛かるアウトドアなものであれば、何かしらでもっとちゃんと働いて、そこら中を遊びまわってると思います。
あるいはビジネスをするのが趣味だったとしたら、仕事人間になってたと思います。
つまり、僕は、人生を活動的に楽しみたいと思っており、しかし偶然にも趣味がオタクで、金が掛からなくて、あと世間嫌いで人と関わるのはごく少数の友達だけでいい性格でもあるので、自分なりに活動的に生きている結果、「だるい」と言ってそうに見えたりもする、という人間です。
一方のphaさんは、だるいと言いながらも社会との関わりには実は積極的だと思ってます。シェアハウスを展開したり、Webサービスを作って公開したり、テレビに出たりなど。
人としてタイプがだいぶ異なります。だから影響を受けた感覚は全然ないです。
というか、あまり人から影響を受けたことはないです。少なくとも自覚している範囲においては。
役立つ情報を人から教えてもらいそれを取り入れるという意味での影響は受けることもありますけど、性格とか、生き方とか、趣味とか、働き方とか、そういう部分では多分誰からも影響を受けてません。
結局のところ人はみんな違うので、誰に対しても共感できる部分がある一方で「自分とは全然違うな」と思う部分もあり、トータルでは他人は全員「自分とは違う」感覚です。
なので影響を受けるというよりは、自分が思うようにやるのが正解だなぐらいに開き直ってます。