「人生の指針のような書物に出会ったことはありますか?」

僕にとって、人生の指針である本は『会社を辞めて生き方を変えることにした』という本です。

一言一句、書かれていることの全てに共感できて、「一度きりの人生なのだから、自分の気持ちに正直になり、自分なりに精一杯に生きよう。そして日々の納得感を追求していこう」という気持ちになります。

この考え方が今の僕における人生の指針であり、つまりこの本が座右の本です。もしまだ読んでなければオススメですよ。

 

はい、すみません。自分の本の宣伝でした。

でも人生の指針であり座右の本であるのは事実です。真面目にご質問への回答をして、自分の本になっちゃいます本当に。

とはいえ、そういう事ではないですよね。わかってます。自分の本以外についてもちゃんと回答しますね。

本などを通して他者の言論からの影響ももちろん受けているものの、この本、この人から特段の影響を受けたっていうものは思い浮かばないんですよね。

ソローの『森の生活』からの影響も受けてるとは思います。「結局のところ、物に囲まれたゴチャゴチャした生活よりも、自然を感じながらシンプルに生きるほうが地球に生まれた生命として幸せだよな……」という価値観を後押しされました。

ただ、そういう価値観は『森の生活』以外からも受けてます。すぐに思い浮かんだものだと『方丈記』『ぼくたちに、もうモノは必要ない。』です。『人生の短さについて』からも似た影響を受けてる気もします。

特定の本や人から多大な影響を受けるというよりも、本や人の一部から影響を受ける感じです。たいていの言論は「ここは参考になるけどここは自分には合わないな」と感じるからです。

僕はバリバリに戦後日本の個人主義、自由主義的な生き方をしてきているクセに、西部邁の思想からも死生観に関する考えは影響を受けてます。でも死生観はハイデガーからの影響もある気がします。

あと資本主義に対する考えは、マルクスからの影響はやはり0ではないはずです。色々と違うんじゃないかと思う部分もありつつ。

高坂勝さんの『減速して自由に生きる』からも影響を受けたというか、自分の今の生活を「減速生活」と言語化する助けになりました。でも政治や環境に対する高坂さんの考えは自分とはむしろ真逆のようで、そういう面では影響を受けてません。

みたいな感じで、色々な人・本の一部から影響を受けてます。なので、自分の本を除けば、人生の指針とまで言えるようなものは思い浮かばないです。

中途半端な回答になってしまいましたが、以上です。

ご質問ありがとうございます。またお気軽にご質問いただけますと嬉しいです。

 

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