月収10万円時代を先取りしてます

いつものように、遅く起きた朝に歯を磨きながらネットサーフィンに興じていたら、以下のような記事を見つけた。

【平成はこんな時代だった!】獨協大教授・森永卓郎 あり得ないと言われたが…年収300万円が主流に 次は「月収10万円時代」 - zakzak:夕刊フジ公式サイト

 

2019年の記事らしい。それを4年後の2023年に読むマイペースなスタイルで生きている。

 

この記事で書かれていることを要約すると、

  1. 2003年当時、「年収300万円時代」を予想したら世間から叩かれたけど、現実化したよね。
  2. 今後はAIなどの影響で、月収10万円時代が来ると予想するよ。
  3. 月収10万円時代では、人間は奴隷のように労働するか、ハゲタカのように弱者から搾取して富を得るか、アーティストのように想像力をお金に買えるぐらいの選択肢しかないよ。

とのこと。

 

3については「仙人のように隠居して自給自足する」も加えたいw

まあそれは冗談として。

月収10万円時代が来るというのは、ワシも同意だ。その通りだと思ってる。

そういう思考のもとでネットサーフィンをしてたらこの記事に辿り着いたわけだから。

 

というか、月収10万円時代は(ある意味では)実は既に来ているとすら思っているし、ワシは既にそういう生活をしている。

昨年のワシの収入は約140万円だった。月収換算すると約11.5万円。≒月収10万円みたいなものだ。

YouTube、ブログ、株式投資、短期バイト、ポイ活などで細々と稼いでた。

 

元々は正社員としてフルタイム会社員労働をしていたけど、その働き方から降りて、自ら月収10万円になった。

なぜそうしたかというと、今の社会を考えると、フルタイムの会社員として働く以外の選択肢も、自分が取れる現実的なものとして存在していると思えたため。

そして自分という人間の特質も踏まえると、フルタイム会社員以外の選択肢のほうが合ってるとも思えたため。

36歳までの人生経験を経て「あれ、俺って結局のところ、散歩したり家でアニメやゲームを楽しんだり、友達と雑談してたらそれで幸せで満足できちゃう人間じゃん」と悟ってしまった。

その悟りを前提に生き方を再構築した結果、自然な流れで月収10万円になっていた。

 

昔は年功序列や終身雇用なんてものが存在していたらしいけど、今や大企業ですらそんなものない。それどころか大企業が45歳以上をリストラする社会。

インボイス制度で自営業者は実質的に増税されそうで、それを他人事として眺めていたサラリーマンを今後は対象にする増税案も続々と報じられている。

そうやって従来通りの稼ぎ方をするメリットは減少している一方で、稼ぐ手段は昔と比べて大幅に増えている。

一般人がネットで発信して額は少ないとしても稼ぐなんて、昔なら考えられなった。

ポイ活なんていうお小遣い稼ぎもスマホ1つで出来る。マクロミルなどでアンケート回答してもお小遣いになる。

株式投資にしても、投資自体は大昔から存在していたものの、昔と比べて手軽さが段違い。売買の手数料が格安になったし、ETFにより超手軽にインデックス投資できるし、スマホでポチポチするだけだし、日経平均は過去最高。

都市部なら短期バイトも大量にあり、これもスマホでポチポチするだけで応募完了。リモートワークで働けるバイトも色々ある。

 

娯楽も格安だ。アニメもゲームも本も、サブスクで実質無限の作品数を遊べる。

LCCを使えば長距離移動も安い。

夜のスーパーで半額で買ってきた肉を家でただ焼いて食べるだけで超美味しい。

買って遊び終わって不用になったらメルカリで売る。

地方なら家賃は安い。

 

みたいな社会。まとめると、

  • 従来通りにまっとうに働くメリットは減っている。
  • 稼ぐ手段は増えている。1つ1つの額は少なくても、組み合わせていける。
  • (個人的には)楽しく過ごすのに金はそんなに必要ない。時間と健康さえあれば。

 

ということで、合理的は判断として、月収10万円生活がアリな選択肢となる。

今はまだ「個人の選択として月収10万円生活も案外アリ」な段階。

だがジワジワと「望まなくても、ちゃんとフルタイムで働いてるのに月収10万円」な状態に近づいていく……。

 

でも実は、ワシはそういう未来ではなくて、「働かなくても月10万円は貰える。それ以上を望むなら、奴隷、ハゲタカ、アーティストの選択肢しかない」になるんじゃないかと本当は思っている。たいした根拠はないけど、希望的観測として。

AIが人の仕事を奪ったとして、そのAIが作った価値を使う側がいないと意味ないわけだから。だったら、使う側に10万円ぐらい配ってくれないかなあって。

 

過去の産業革命とは状況が違うと思っている。

過去の産業革命は、人の仕事が消えた代わりに新しい仕事も生まれた。

でもAIと高性能ロボットの組み合わせの場合、そうはならなそう。

大半のことを人間より上手くやれるようになったら、新しい仕事が生まれる余地がもはやなくなる。

だったら、月10万円ぐらい配ってくれないと、もう社会が成り立たない。

 

もし本当に月10万円ぐらい配ってくれる社会になったら、ワシはひたすらAIが生み出した傑作アニメや傑作ゲームに興じつつ、趣味レベルで発信活動も続けて、昔からの親友や発信を通して仲良くなった人とたまに酒でも飲みながら雑談してたい。

有り余る時間を「趣味で楽しむ」「人と楽しむ」「健康作り」に使いたい。

投資は思考停止してインデックス積立てのみにする。企業の業績や日々の値動きなどを気にする手間から解放されたい。

バイト含め労働はしない。趣味な発信とベーシックインカム10万円の範囲で生きる。

 

ということで「働いても月10万円しか稼げない」ではなく「働かなくても月10万円は保証される」という意味での月収10万円時代を希望します。

以上です。

 

↓動画版

youtu.be