「香りに関する向き合い方はどの辺りに落ち着きましたか?」

ご質問ありがとうございます。

香りは「臭くなければなんでもいい」で落ち着きました。
シャンプーは安いやつ、リンスはしてません。
柔軟剤は使ってないです。
芳香剤はトイレにだけテキトーな何かを置いてます。

でも思い返すと、サラリーマンの頃は数千円ぐらいの香水を複数買い、その日の気分で使い分けてたり、やや高めなシャンプーとリンスとトリートメントを使ったり、やや高めな洗剤と柔軟剤を使ったり、部屋にホワイトムスクを置いたりしてましたね……。

無駄にお金ばかり稼いで疲弊していたサラリーマンの頃は、疲弊を癒すために香りを纏ってましたね。
満たされなさを慰めたり、空虚な自分を着飾る意味もあった気がします。

でも会社を辞めてからは、疲弊していないし、日々の暮らしで満たされているし、空虚でもなくなったので、香りを纏う必要がなくなりました。
その結果としての「臭くなければ何でもいい」です。

香りに限らず服装も同じような考え方に変わりましたね。
週5日、毎日スーツを変えたり、複数の革靴を履きこなしたり、チェスターコートとトレンチコートをその日のモードで使い分けながらサラリーマンしてました。

でも思い返すと、それらも香りと同様でしたね。
つまり、空虚を補っているだけでした。

今は全身ユニクロ君です。しかもスウェットです。
上下ともユニクロのスウェットのまま、ユニクロのダウンを上から着て、靴は黒のスニーカー1足で大都会札幌で生きてます。

というのが僕からの回答ですが、もちろん、香りや服装にこだわることそれ自体を一切否定はしておりません。
自分の場合は空虚さの埋め合わせでしかなかった、だから今はこだわりを一切捨てた、という話でございます。

以上です、ご質問ありがとうございました。