「仕事をしていなかったら何をしていいかわからない場合は、仕事を続けるべき?」質問回答

そもそも、仕事は辞めたいと思っている理解で合ってますよね。

仕事は嫌だから辞めたい。しかしやりたいことが特にないので辞めたら堕落しそうで、それはそれでまた別の辛さが待ってそうで悩む。

という理解で回答しますね。

 

本来、話はシンプルなはずで「仕事を辞めたとして、何をするのか?」ではなくて、「どれだけ仕事を辞めたいのか?」だけを考えればいいはずです。

何かをする話をしているのではなく、嫌なことを辞める話をしているわけですから。

なのに「仕事をしていなかったら何をしていいかわからない」という理由で仕事を辞めることを躊躇するのであれば、仕事を辞めたい気持ちがそこまで強くはないんだろうと思えます。

「仕事を辞めたら暇を持て余して堕落するかもしれない。それよりは仕事してたほうがいいかも」と思えるぐらいの「辞めたい度」であるなら、わざわざ辞めなくていいと思いますよ。

色々と不満はありつつも、暇を持て余すよりはいいよなと割り切って仕事できるのなら、してたほうが99%の普通の人にとってはいいですよ。仕事を通して社会と繋がれて、収入も得られて、世間体も満たせるわけですから。

仕事を失うと、仕事以外の手段でそれらを満たすように頑張るか、あるいは諦めることになります。

 

僕みたいな「仕事(会社で働くことを指してます)するぐらいなら、孤独で低収入で世間体ゴミになっても構わない。とにかく会社で働くのがもう嫌なんだ」ぐらいの人なら辞めればいいとは思いますし、人に質問するまでもなくそう結論付けるでしょう。

僕は嫌で仕方がなかったことを辞めたかったわけで、その際に「代わりに何をしよう。暇を持て余したら辛そうだな」みたいなことは全然考えなかったです。

嫌なことをしてるよりは暇なほうがマシだからです。

暇な時間が出来たらぶらぶらと気ままに散歩したり、図書館で借りた本を読んだりしながらのんびり過ごせるな、ぐらいに思ってました。

僕はそうやってのんびりしてるのが好きな人間であるからこそ、暇への恐れがなかったという理由もあるとは思います。

 

仕事を辞めたら完全に暇を持て余して、人との繋がりもない孤独状態にもなるということであれば、それはそれで確かに「嫌な仕事をする日々」とはまた違うベクトルでしんどいとは思います。

僕も一時期、暇は楽しんでるものの、一方で人との繋がりを失い孤独に陥り、その点に辛さを感じた時期はありました。

「1人でのんびり遊んでようと思ってたけど、それだけだと辛いんだな」と身を以て学びました。

でも今は、その学びを踏まえて人との繋がりに少し前向きになり、孤独が辛い状況は変えられました。

再就職をしたわけではなく、有り余る時間を使って地元の友達と積極的に遊んだり、ブログやYouTubeやTwitterをキッカケに新しい人とも関係を作ったりなどです。

嫌な仕事を辞めたことで自分の中にエネルギーが有り余ってる感覚があり、そのエネルギーを使って発信活動を楽しんだり、人付き合いにも(一人好きで陰キャな自分としては)前向きになれたりしました。

なので、嫌な仕事をやめて自分の本来持っているリソースが仕事から解放されれば、何かしらやりたいことが出てきたり、新しい人間関係を作れる人も多いとは思います(ご質問者様がそうなるかは僕には分かりません)。

その可能性に掛けて辞めてみる選択肢もありますね。

 

というところで回答をまとめると、

  • 暇を持て余しそうという理由で仕事を辞めるのを躊躇する程度の「辞めたい度」であるなら、辞めずに普通に続けたほうがいいです。
  • ただ、辞めることで今まで仕事に使っていたエネルギーが余り、何かやりたい事が生まれたり新しい人間関係を作れたりもして、その中で楽しめるパターンもありえます。

です。

結論として「辞めないほうがいい」なのか「辞めてみたらいい」なのか、どちらで回答しているのかというと、どちらでもありません。

ご質問者様のお好きにするのがいいですよ。

自分で考え、自分の責任で判断したことであるなら、それが自分にとっての正解ですから。

 

以上です。

回答になってましたら幸いです。

 

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