「会社辞めたら生活できなくなる」と言いながら暗い顔して不幸そうに生活してる矛盾

「会社辞めたら生活できないから辞められない」と言いながら暗い顔して暮らしてる人が世の中には沢山いるけど、そこで言う「生活」とは一体なんなのか。
辞めたい仕事が辛くて暗い顔しながら生きてまで守りたい生活なのか。

本来、お金は自分なりに幸せに暮らすための手段なはず。
であれば、まずは「自分はどのように暮らすのが幸せか」を考えて、その暮らしを実現するのに必要なお金も考えて、そのお金をいかに稼ぐかを考える順序なのではないか。

なのに現実を見ると、暮らしを考えることなくとりあえず人並みに働き人並みに稼ごうとして労働に生活を支配されて、労働のための生活になって暗くなってる人ばかり。

順序がおかしい。
働いて稼ぎ消費者することそれ自体が目的になってる。
でも本来はまず暮らしが目的で、その手段として稼ぐ事も消費する事もある。

順序がおかしい世間に漫然と合わせて流されて、一度きりの人生を暗い顔して生き続けることになる。

おかしな世間なんかに合わせてたらマジで人生がもったいない。
世間体みたいなもんは無視して、堂々と思うように暮らせばいいだけ。

 

こんなことを言う僕はさぞ世間に流されない強い人間なのかというと全くそんな事はなくて、10年以上も漫然と無目的にサラリーマンして人並みに稼ぎ、ストレス発散も含めて人並みに消費して暗い顔して生きてきた。

生活のための仕事が生活の目的化して、何のために働いてるのかというと働くために働いている状態になり、そもそもどんな暮らしをしたいのか、なーんも考えてなかった。

考えてないから、とりあえず目の前のモノで物欲を満たして消費者して気を紛らしてただけ。
気を紛らしてたら13年経ち、愛する肉親が病に犯され死別して、時の流れの残酷さと人生の有限性をようやく理解し、このままだと駄目だと気付いて今に至る。

という経験があるからこそ、身を以て世間の矛盾を知っていて、その矛盾に流されることの勿体無さも知っている。
自分の人生を10年以上使って体感してきた。
なので、過去の自分に向けて色々と言いたくなるので、言っている。