1人が好きだけど、ずっと1人だとさすがに寂しくなってくるから、人との繋がりは大切。

会社を辞めて、ほぼ同時に札幌にも移住して以来、改めて思う。「人との繋がりって大切だよなぁ…」って。

 

退職と移住をしたことで、自分から作ろうとしない限り人との繋がりがほぼ無い生活になっている。

会社員の頃は、良くも悪くも人との繋がりが強制的にあった。会社の人間関係は9割が単なるストレスではあったけど、残り1割は良い繋がりだった。守ってくれる良い上司、慕ってくれて頼ってくれる部下、ラフに話せる同年代の会社の人たちなど。1割の人間関係から得るものより失うもののほうがはるかに大きかったから、戻りたくはないけど。

また札幌への移住前は、地元の友達とも今より頻繁に会えていたし、実家も近かった。

 

という感じで、退職・移住前は意識しなくても人との繋がりがあった。むしろ「いかに1人の時間を確保するか」を意識していたぐらい。主に会社の人間関係の9割がうっとおしくて仕方がなかったから。

一方で今は逆。意識しなかったら常に1人。

常に1人というのは、いくら1人で過ごすのが好きなことに定評のある僕であっても、さすがに寂しくなってきたりもする。

僕は世間から変わり者扱いされるレベルで1人の時間が好きだ。いや、もはや好き嫌いの次元ではなく、生きる上で1人の時間が大量に必要とすら言える。

完全に自分のペースで趣味に没頭したり散歩したり考え事をしたり何もしないをする時間が1日の中で最低でも5時間は欲しい。

そんな僕でも、半年ぐらい人と繋がることなく1人で生活し続けていくとさすがに少し寂しくなってくるということを身を以て実証済み。

 

だから、東京サラリーマン時代とは逆に、今では「どうやって人との繋がりを作るか」を意識している。

その意識の結果の一つがYouTubeとブログによる発信活動でもある。

YouTubeとブログは創作作業それ自体への没頭が楽しいという理由が多分第一ではあるのだけど、その他の理由として、誰かに何かしらの価値を提供し、コメントなり高評価なりで反応を貰うことによる人との繋がりを作りたいというモチベーションも正直言ってある。

 

今までは良くも悪くも強制的に人との繋がりを環境が提供してくれていた。その強制がとてもウンザリするものであったから、その反動で1人になりたい気持ちが本来以上に強まっていた面もあると思う。

でももう反動期間は多分終わってる。だから本来の自分が欲しているような人との繋がりを、カッコつけたり見栄をはったりせず、素直に築いていきたいと思っている。