「孤独感や虚無感からどうしたら解放されるのか」質問回答

本当は他人にも娯楽にも興味はあるのだけど、新しい人間関係を築いたり何か新しいことを始めるのが億劫だし、失敗したくないし、傷つきたくもない。

そういうことなんじゃないでしょうか。上記質問文だけからの想像なので違ったら申し訳ないですけど。

本当に他人にも娯楽にも興味がないのなら僕のYouTubeなんて見ていないはずですし、他人である僕の意見を聞くための質問もしていないはずです。

他人に興味ない人は孤独が辛いともならないはずです。孤独とは、自分が欲している他者との繋がりを満たせない状態なので。他者に興味がなければ他者との繋がりも欲しないはずで、よって孤独にもなりません。

 

第一にまず、自分に素直になるのが大切だと思います。人との繋がりを欲しているし、夢中になれる何かも欲しい。しかし現状を変えるのが億劫。

そういう理解の上で以下書きます。この理解が違うのなら以下は読まなくて大丈夫です。

もし本当に他人にも物事にも興味がない方ならうつ病の可能性があります。うつ病は気の持ちようではなく脳の病気なので病院へ行き治療すべきです。

病気でもないのなら、特に言うこともないです。

 

大別すると、選択肢は以下2つであると思います。

  1. 今享受している安全な生活のトレードオフとして孤独と虚無は受け入れる
  2. 安全な生活を抜け出してリスクを受け入れて行動する

 

1の場合、生活は今と変えず考え方を変えるという話です。

会社と家を往復できて、それをしてるだけで毎月一定額の金を得られて、平和で安全な日本で生活できるなんて幸福なことだと思いますよ。

そのぬるま湯な環境を享受してるのだから、もう十分じゃないですか。それ以上の何かはプラスαの領域ですよ。

潔く淡々とぬるま湯に安住すればいいと思います。

 

そうは思えないということなら、歴史の勉強がオススメです。

特に昭和前半(終戦まで)の日本をなるべく具体的に学ぶと、今の日本がいかに豊かで安全で平和で清潔な恵まれた環境にあるのかわかりますよ。

同じ日本で、映像も残っている近年なのに、国家に命じられて戦場に送られて魚雷に乗せられて10代の若者が死んでいった世界ですから。何の罪も犯していないのに10代のうちに国家から死を命じられる世界。

そういう時代もあった事実を解像度高く理解すれば視野が広がり、今のぬるま湯のありがたみに気付けるかもしれませんよ。

昭和前半の日本以外にも範囲を拡げれば拡げるほど視野も拡がり、自分が今生きている社会を相対的かつ客観的に眺められるようになり、今のぬるま湯の価値がわかります。

 

それでもやっぱり孤独と虚無が辛いということなら、トレードオフですから、ぬるま湯を出るしかないですよ。選択肢の2つめです。

まず第一に、会社なんて辞めましょう。

会社員なんていうのは自分の頭で考えず言われたことだけやってれば金を貰える働き方ですから。

楽な代わりに一度きりの人生の時間を週5日間も他人の事業に捧げるのが会社員です。

そんな楽だけど虚しい働き方を週5日間もやっていたら虚無になって当然です。

一生暮らせるだけの資産でもない限り、会社を辞めたら強制的に「自分には何が出来るのか。自分は何をしたいのか。何をしたら最低限でもお金を稼げるのか」を考えざるを得なくなりますから。

少なくとも虚無とは無縁になります。失敗して凹んだり傷付いたり不安になったりはするでしょうけど。

孤独に関しても、強制的に何かしら自分なりの活動をしている中で自然と人との繋がりも生まれるとは思います。あるいは社会的に孤立してさらに孤独が深まるリスクもありますけど、自分次第です。

 

会社を辞めたら環境が全然違うどこかへ移住するのもオススメです。北海道や沖縄とか、どこかの田舎とか、あるいは海外など。

雪国経験がないなら、とりあえずノリで札幌に移住すればいいと思いますよ。190万人もの人間が住む日本有数の大都市なのに豪雪地帯という不思議な新世界が拡がってます。

別に札幌でなくてもいいですけど、自分の見知った世界から出て新しい体験をするのがオススメという話です。

 

会社を辞めたり新天地へ移住した結果、苦労して、傷ついて、不安になり、それが辛くて耐えられなくなったら、ぬるま湯にまた戻ればいいです(戻れるかはわかりませんけど)。

もしまたぬるま湯に戻りたいと思ったとしたら、自分の体験をもって視野が一つ拡がり、ぬるま湯を再評価できたということです。

 

以上です。まとめると、

  • 自分に素直になる
  • 何事もトレードオフな世界を受け入れる
  • 案1:今のぬるま湯を再評価する
  • 案2:会社を辞めて移住もしてぬるま湯から出て、自力でどうにか生きていく
  • 案2の結果、ぬるま湯を再評価して案1に戻るのもあり(戻れるかは不明)

です。

一度きりの人生を納得感を持って生きられるように応援してます。

 

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