「イスラエル戦争について語ってほしいです」へ回答します

独自の見解なんて言えるほどのものは持ってないです。たいして詳しくもないですし。

「ハマスが悪い。だからイスラエルを支援すべき」みたいな単純すぎる見方には全く同意してませんけど。

テロ行為(民間人を無差別に殺すと定義)は絶対的に悪いのでハマスを擁護するつもりは一切ないですけど、イスラエルもパレスチナに対して建国以来散々テロ行為をしてきてるわけで、今現在もハマスへの報復と称してパレスチナの民間人を殺しまくっており、その行為もハマスと同じく全く擁護できないです。

イスラエル側のこれまでのテロ行為はろくに報道されない一方で、今回のことだけを取り出して「ハマスが悪い。ハマスを潰せ」となる国際社会にも日本社会にも、心底ウンザリしてます。

主にアメリカ(とその支援を受けたイスラエル)が中東でテロと呼んでもいいような滅茶苦茶なことをしてきた結果の今ですし。

 

ロシアとウクライナも同様。侵攻したロシアが悪い。ウクライナは被害者、なんて単純な話ではないのに、ひたすら「ウクライナ支援!」とやってる単純な世界観に付き合ってられません。

中東と同じくこちらも主にアメリカを中心に散々ロシアを追い詰めてきた経緯を考慮することなく、とにかくロシアが悪い、ゼレンスキーは英雄、国会で演説してもらう、みたいな状況を冷めきった目で眺めてました。

 

「誰が悪い」みたいな善悪二元論で国際状況を整理するのは不可能ですけど、あえて乗るなら、僕は基本的にアメリカが悪いと思ってます。

今の中東情勢も、ウクライナ情勢も、過去70年ぐらいの範囲で考えるなら、根本原因はアメリカが作ってると思えてなりません。

でももっと範囲を拡げて過去2000年ぐらいで考えると、もう人類が悪い。残酷で賢い1%の支配者と、そんな連中にコロッと騙される99%の庶民がずーっと同じことを繰り返してるのが人類の歴史。

そして今もその歴史を現在進行中なわけだから、今の滅茶苦茶な状況もなるべくしてなってるぐらいに思ってます。

 

いずれ日本の庶民である僕にも致命的な影響が出てくる可能性も大いにありますし、個人的には今後10年前後で日本はもう中国の属国になり大幅に自由を制限されてると思ってますけど、人類が人類である限りどうにもなりません。

中国占領下の日本で僕は奴隷的境遇に拘束され、そこから脱走しようとして処刑されるかもしれませんね。

人類の歴史なんてそんなもんです。理不尽に殺された人たちの山で歴史は出来てます。

一庶民である僕も、その高くそびえる山に砂利として加わるだけです。

 

日本って戦後にアメリカに占領されて、その後再び独立したことになってますけど、どう考えても実質的には今でもアメリカに占領されてますよね。

それでも民主主義国アメリカによる占領なら、アメリカの力が世界の中で弱まっていくに従い日本からの搾取が激しくなり、庶民の生活も徐々に苦しくなってきているものの、仮初めの自由と平和を享受してこれました。

でもこれからは、もう自国で核兵器を持つしか中国から支配される道を避けられないと思えます。

だけど今の日本社会を見ると、この期に及んで「核廃絶!」「日本が核を持つなんてとんでもない!」みたいな意見ばかりじゃないですか。

こんな社会の中でまともに議論する気もしないです。

日本が核を持つと困るのは主に中国とアメリカであって、日本人からしたら他国から支配されて命を失うことまで含めた不利益を被ることから避けるための現実的かつ最強の手段なのに。「核廃絶!」とか言ってる場合ではないのに。

 

日本は幕末以降、外国との独立100年戦争をしてきたと思ってます。

幕末から100年後にいよいよアメリカに敗北して独立戦争は終焉し、以来アメリカの属国化。

たまたま民主主義国家アメリカの日本統治が庶民目線ではメリットが大きかったので、これまでは仮初めの自由と平和を享受してこれました。

国の根幹はアメリカに搾取され続け、自主防衛の力も失い、少し何かが起これば滅びる脆い状態になりながら。

そして属国化して80年。中国が台頭してきて宗主国アメリカの相対的なパワーが低下して、日本自身が迫る中国と退治しないといけなくってきたのが今。

台湾を併合しようとする中国から「日本が参加したら東京に核を落とす」と言われ、「日本は絶対に関わるな」「アメリカが何とかしてくれる」みたいな世論が一瞬で形成されるでしょう。

しかしアメリカは他国のために核戦争のリスクなんて犯すわけないので出てこない。

そしてまず台湾が中国へ。どさくさの中で尖閣も中国へ。

尖閣を取られても何も反撃できない日本を見て、あっという間に日本は中国に支配されて終了。

日米同盟を根拠にアメリカが助けてくれると思いきや、そんなことは絶対にない。

国際社会に警察はいないので、強い国は無法地帯。国際法なんてあってないようなものなのは現実が証明済み。

核保有国との戦争にアメリカが表立って参戦するわけがない。どうせ滅茶苦茶なロジックで「米軍はあくまで後方支援。前線で戦うのは当事者である日本国民であるべき」とか言いながら、実質的に無意味な支援のポーズだけしてくるに決まってる。

で、その裏では中国へ「日本を分割統治することで手を打とう」と提案するまである。

アメリカってそういう国ですよね。過去にそういう目に遭った国が現実に存在してますよね。

 

という超悲観的な見方をしてます。

なのに能天気にこうしてブログを書いたり動画を作ったりしてるのは、上述の通り、人類が人類である限りどうにもならないと思ってるからです。

それでも、自分に子供がいたら、一縷の望みに掛けて何か行動に出るかもしれませんけど、子供いませんし。

というか、超悲観的な見方をしてるからこそ子供を持ちたくないというところもあります。

世の親たちは、自分の子供のためにも真剣に核保有の議論を巻き起こしたほうがいいと思います。

もし日本が自国で核さえ持っていれば、それだけで、中国から占領される未来は回避できます。

「日本に手を出したら核戦争になるぞ」と威嚇しかえして、一生にらみ合ってればいいんです。歴史も文化も違う国家と話し合って分かりあうなんて不可能ですから。

戦争しないためには攻められないだけの武力を持つ以外に方法はなくて、それはイコール核保有しかない。

みたいな僕からしたら議論の余地ない世界の真実ですけど、「日本が核を持ったらまた日本は外国を侵略しようとする」みたいな意味不明な議論に発展するのが今の終わってる日本の状況なので、個人的には全然議論する気ないです。

仮初めの自由と平和が続く限り楽しんで、その世界が終わったらそれまでです。

 

以上です。

新聞もテレビも見ていない一個人の勝手な見解を、言論の自由を行使して書きました。

 

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