「世界情勢と物価高について、考えがあれば聞かせてください」質問回答

僕の世界情勢に対する考えは以下の記事で書きました。

 

同じような内容にはなりますけど、改めて書いてみます。

前提として、僕は戦後日本を独立国ではなくアメリカの属国、もっといえば植民地や保護領に類する何かだと認識してます。

なので世界情勢も物価高も、それぞれへ個別に対応していく以前に、まずは独立して日本の国益に沿った意思決定をできるようにしないとどうにもならないと思ってます。

 

経済のことだけを考えて経済発展はしてきたけど、国家の哲学・価値観や国防をアメリカに委ねてきたツケを払う時期がこれからやってくるのだと思ってます。

今の情勢に及んでもまともな国防の議論が成立すらしない状況ですから、もう手遅れだとは思えますが。

核保有の議論をすること自体が不謹慎、非核三原則は絶対、みたいな空気ですし。

アメリカが日本を守ってくれるのかと思いきや、そんなわけなかった、という展開になり、多くの日本人が「あれ、これってもしかしてヤバくない?」とその時になって慌てる状況が想像できます。

アメリカ国民の選挙によって選ばれてるアメリカの政治家たちが、日本を守るために、アメリカ国民を危険に晒してまで核の傘を展開する(=日本が核恫喝を受けた際、日本に核攻撃をしたらアメリカが核で報復すると明言する)わけがないなんて、現実的に考えればわかるはずなんですけどね。

リスクとリターンがさすがに見合わない。

なので核保有国から核の恫喝を受けたらもう日本は敗北して、恫喝してきた国から占領されるか、アメリカとの分割統治状態になると思ってます。

 

国際社会の現実に生きてる独立国家ではなくて、敗戦後にアメリカによって与えられた「平和を愛する諸国民の公正と信義を信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した」世界観で仮初の自由と平和を満喫してる保護領なんですよ今の日本って。

アメリカが日本を楽に占領する目的で作っただけの憲法を大事にしながら80年間もやってきてしまったので、現実と乖離した世界観で生きてる変な社会が完成してます。

現実の国際社会に当事者として対峙した時、あっという間に変な世界観が通用しなくなり、仮初の自由と平和は終了すると思ってます。

 

とはいえ、曲がりなりにも自由で平和の社会でこれまで生きてこれたのだから、一個人としては幸せだったとは言えますね。

でもトレードオフとして、自尊心や独立心を失った保護領で生きる不安定感や、自国の国益に沿った意思決定を出来ず30年も停滞してて将来への希望の無い暗い社会にはなってますが。

 

強者から与えられた世界観を鵜呑みにして、現実を見ず、その世界観に従うように同調圧力も掛けてくる特性が日本人ってありますよね。

同じ日本人ながら、僕にはその特性が理解できません。学生の頃から。

だから学校も、会社も、そして今の日本にも馴染めなくて、結果、もう1人でできることだけやりながらブラブラしてる選択をしてます。

 

以上です。ご質問ありがとうございました。

 

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