「民主的な共産主義が実現したら、今の資本主義より優れた社会が実現すると思いますか?」

結論を言いますと、分かりません、というのが率直な回答です。予測困難な要素が大量にありすぎて机上で考えられる域を超えてます。

というか、「民主的な共産主義」があまりイメージできてません。バカですみません。なんとなくのニュアンスでは分かるような気もしますが。

独裁者がいない民主的な制度で運営されるとはいえ、共産主義だと、今の社会にある問題とはまた別の終わってる多くの問題が噴出しそうな予感はしますが、その予感の正体を突き詰めるには僕の知識も思考力も足りません。それをがっつり考えるには、ブログ1記事ではなくて本1冊を書くぐらいのエネルギーで調査や検討が必要そうです。

ちなみに今の社会の問題については、

  1. 構造的に、ド金持ちに支配される
  2. 豊かさの物差しが金に偏重している

が主にあると思ってます。

1については、いわゆる陰謀論と言われてるようなやつです。「ディープステートが裏から世界を牛耳っている」みたいなのって、言い方が胡散臭いし、その胡散臭さに乗じてデマも色々混じってるんでしょうけど、「莫大な金を持ってる資本家(世界の金融市場で資本を増やしまくってる超スーパーウルトラ金持ち)が、金の力で政治家やメディアに言うことを聞かせて自分たちに都合が良いように政治も経済も動かしている」という点に関しては、資本主義と民主主義ならそうなるのが必然な話で、事実としてそうなってます。

表面的には「自由と民主」、実態は「ド金持ち達の利権都合による支配」なのが今。日本の総理大臣が誰になっても、与党がどこになっても解決しません。より強者に支配されてるだけなので。ド金持ちの利権構造で動く西側世界の論理において「次は日本で戦争を起こそう」という判断にならないことを一庶民としては祈るばかりです。

2については、たとえ資本の増大を目的とすることが定義ですらある資本主義であっても、個人の考え方1つで変えられる話ではあります。僕はもう個人としては「豊かさ」の物差しを、金ではなくて、自由時間や信頼できる人間関係に置き換えてます。

大勢が「別に金なんて最低限あればいいよね。質素で小さな暮らしさえ維持できれば十分。そんな程度の金なんかより、自由時間や人間関係のほうがはるかに大切だよね」という価値観に転換すれば、金から受ける支配を弱められて、その結果、ド金持ちからも支配されにくくなり、金稼ぎは程々にした健全なゆるい資本主義社会になったりしないですかね。まあ無理ですよね。

ということで、個人で今の社会の構造や価値観から抜け出していくしかないので、僕個人はそれをやってるつもりです。

以上です、ご質問ありがとうございました。

 

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