ご質問の文章を読んで真っ先に思ったことが「すずひらとは人生観が違うので、すずひらなんていう奴の言動は気にせず、ご自分なりの生き方を模索されるのがいいと思います」ということです。
「踏み切れない理由」として書かれているものはいずれも世間一般の考え方から出てくる典型的な事だと思いますが、僕はそもそも、そういう世間一般の考え方にあまり関心がないです。
なので、ご質問されているお金について回答しても、意味がないと思います。
仮に僕が「世間体、親への申し訳なさ、事故や病気などでの大きな出費、老後を気にして踏み切れなかったけど、それらを貯金額で解決して踏み切れた」という人間であれば、お金へのご質問へ回答すればいいのでしょうけど。
実際はそれらについて全然気にしてない人間なので、お金の回答をしたところで、それ以前の土台になる「考え方」が違うので、意味がないと思います。
お金のことよりも考え方を回答したほうが若干の意味はある気がするので、以下、僕なりの考え方です。
世間体
世間なんか自分の頭で何かを考えてるわけではなく、思い込みや空気や根拠のない常識に従ってるだけなので、そんな世間からの評価である世間体に対して価値を感じてません。だから気にもなりません。
逆に、なぜ世間体なんて曖昧なものを気にして遠慮してしまうのか、それが僕には理解しかねます。
それが日本人的な気質と言ってしまえばそれまでなのですが。
そういう日本人的な気質に僕は昔から馴染めなくて、それが今の生活を選んでいる一因です。
親への申し訳なさ
親とはいえ他人なので、自分の人生は自分が思うように生きればいいだけですよ。
それに、自分が後悔しない生き方をすることこそ、結果的に親孝行になるとも思います。子供には幸せに生きてほしいと思うのが親のはずですし。
もし、世間一般的な生き方こそ幸せなのだという価値観の親だとしたら、それは「世間体」への考えと同じです。
事故や病気
日本には素晴らしい国民皆保険制度があり、それに加入しているわけなので、備えはそれで十分です。
保険適用範囲内であれば、たとえどれほど大掛かりな治療を受けたとしても、高額療養費制度があるので莫大な支出となり破産、みたいなことにはなりません。
それでも不安なら、高額療養費制度の上限額×1年分 ぐらいの予算を確保しておく、程度で十分だと思います。
老後への備え
老後のことなんて何も考えてません。
自分なりに納得できる生き方を続けていき、老後と呼べる状況にまで至ったとき、その時の自分の健康状態、価値観、社会環境などを踏まえながら、やれること・やりたいことをやるだけです。
13年間厚生年金に入っていた分と、その後、年金受給年齢に至るまで入ることになる国民年金は受給できるはずではあります。
年金なんて、何歳から何円受給できるのか不明(どうせ改正されていく)っていう国家によるボッタクリ制度、あるいは詐欺制度なので加入したくないんですけどね。
年金に払うぐらいならNISAやiDeCoに回したいですが、強制加入なので仕方ないです。支払い免除の制度もあるので、免除の条件を満たせたら速攻で免除します。
僕は、老衰してよぼよぼになって、生活も苦しくて、生きていくだけでしんどくなったら、そこで人生終わりでもいいって思ってます。
人生なんていつか必ず終わるわけですから。60歳で終わっても90歳で終わっても、その30年の差それ自体にはあまり意味がないと思ってます。
納得感がなく悶々としながら90歳まで生きるより、自分なりに納得できる生き方をして60歳で終わるほうがいいです。理想は90歳まで納得できる生き方をすることですが。
優先順位の問題として「長く生きる」より「自分なりに納得感を持ちながら生きる」が優先だと位置づけてます。
老後のお金のために、今ストレスを溜めながら嫌々仕事をやるのって、世間一般的には「老後に備えた堅実で合理的な判断」みたいに思われてますけど、僕は違う意見を持ってます。
僕の意見では「自分の残りの人生の中では最も若いし確実に存在している今よりも、存在するかも不明だし存在しても老化や病気で今より衰えてる将来を優先する非合理的な判断」です。
「存在するか不明な将来の不安(≒将来のお金)」ばかりに意識が向き、それよりもっと大切な「確実に存在する今」「お金より大切な健康」を犠牲にする行為だと思ってます。
これは単なる自論なので異論反論はあるかと思いますが、何かしらの自論を作ることなく、なんとなくの空気に従い「将来に備えて今は我慢して働くべき」って世間の大半は言うじゃないですか。
あるいは「老後のお金にちゃんと備えないのなら、老後に困っても自己責任だから国を頼るな」とかですよね。
だから世間の意見や世間からの評価(≒世間体)に興味ないんですよ。
何を言ってくるか9割読めて、いずれも反論する気にもならない内容です。
以上です。
質問へ正面から回答せずすみません。でも、自分なりに誠意をもって回答させていただきました。
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