サラリーマンは病んで当然

自分の人生そのものな時間を他人に売り、管理下に置かれ言論や行動を制限された状態で、生産性を高めるため仕事全体の一部だけを分業でやってたら病んでも当然だと思う。
楽しいわけがないし、窮屈だし、理不尽ばかり。
病んでる労働者ばかりな社会だけど、人間としての正常な反応に思える。

日本のサラリーマンは労働者と経営者の境が労働者側に不利な形で曖昧でもある。
得られるものは労働者なまま、経営者のような事業へのコミットを求められる。

日本の組織は会社に限らず、家族的な感覚の延長、つまり擬似的な血縁関係かのような絆で成り立っている。
そのような組織の在り方は日本の治安や他者への思いやりに繋がる美徳であるとは思っているものの、会社に関しては擬似血縁みたいな絆に依存した曖昧な組織だと困るんだ。

生活に必要なお金を稼ぐ手段として仕方なく労働するわけなので、そこは立場、役割を明確にして、それに沿って運営してくれないと不公平であり搾取されるだけなので、やってられない、という結論になる。

しかも、一部の強者をより強くするために強者が作った計画に過ぎないグローバル化や構造改革を、「自由と平等を促進する良いもの」とプロパガンダで偽装して、資本家への規制をどんどん無くしてきた。
結果、労働者はどんどん苦しくなってきて、いい加減にもう労働者やるのがしんどい状況になっている。

そろそろ資本主義は構造的に限界が来ている。
というか労働者が子供を産み育てられなくなった時点でとっくに構造としては破綻していて、将来にツケを回してる状態。

病むのも当然な状態だから、どんどん脱出しちゃえばいいと思っている。