「接客態度が悪い店」が話題になってる状況に、日本の労働環境の病みを感じる

「接客態度が悪い店」が話題になってる状況に、日本の労働環境の病みを感じる。

無理して不自然な形での「接客態度が良い」を強制する無言の圧力が社会の中にあり、だからこそ「これは演技ですからね。意図的にやってます」という形にして接客態度をワザとらしく悪くしてるのを見ると、現実とのギャップが大きくて爽快。みたいな感じに思える。

お客様を上に見るのが現実で、その現実は僕も嫌いだけど、わざわざ意図的に下に見るのもなんか違う。
上も下もない対等な人間としてニュートラルに労働者として淡々と接客するぐらいのが個人的には好き。
下に見られて暴言言われたりするのは嫌だけど、上に見られてやたら丁寧に扱われるのも嫌。

ドイツをはじめとして海外の接客は、乱暴に他人を下に見ているのではなく、労働者として必要最低限の労働を機械的に淡々とやっている。
そこには他者を下にみるという発想自体がない。
ただ淡々と労働しているだけで、悪口を言ったりはしない。そんなのは労働の無駄でしかない。

ただ自然に対等な人間にたいして労働すればいいだけなんだけど、それが許されない日本の労働環境の病みの一旦に思えた。おわり。