「参考にしている思想家、宗教、哲学などはありますか?」

特段、参考にしている思想家や哲学者というのは、いないですね。

あまり詳しくもないです。学問としての思想や哲学に関心があまりないので、学問として体系的に勉強もしてません。

自分で物を考える際の助けとするべく、手段として他者の思想や哲学を虫食い的に参照することもある程度です。

という前置きはさせていただいた上で、西部邁からは影響を受けてます。西部邁からしたら僕は個人主義者な戦後日本人でありジャップだと思われますが、そんな僕でも西部邁の話を聞いていると魂が揺さぶられる時があります。

あと最近の人だと、浜崎洋介氏もYouTubeで話を聞いたり本を読んだりしてますね。西部邁の弟子だった人で、西部邁からの派生で知りました。

浜崎洋介氏の場合、考えさせられるというよりも、自分の上位互換な感覚です。方向性としては自分も同じことを考えていたけど知識不足と言語化能力不足によって到達できていない地点からの話をしてくれている感覚を覚えます。

日本人を2名挙げました。その他、西洋哲学で強いて名前を挙げるならハイデガー、エーリッヒ・フロム、ハンナ・アーレントはけっこう好きで読み込んだりはしました。

でもやっぱり日本人がいいですね。西洋の哲学者は文化も社会背景も違いすぎてどこまでいっても「他人の思想」であり、自分の思想に引き寄せて考えにくいです。

戦後日本という自分と共通の問題を引き受けて、それを土台とした上での思想・哲学が心に響きます。