BPSバトルプログラマーシラセ 今放送したらテレビ局ごと燃えそうだけど超面白いw

高校三年生(2003年)の頃、夜遅くまで大学受験のお勉強をしたあとに、23時とかそのぐらいにTVKで放送されてた『BPS バトルプログラマーシラセ』に笑わせてもらって癒されてた記憶がある。

ふと思い出して、dアニメストアで探してみたらあったので、20年ぐらいぶりに全話見返してみた。夜通し。今この文章は、全話見終わった直後に感情に任せて書いている。

 

超面白かった。幸せな時間を過ごせた。

でもね、この作品、2023年の社会から見たら、絶対にテレビ放送なんかできないよなとも思った。

どういう面でテレビ放送できないかを文章にすることすらNGになりそう。僕の堪能な文章力を発揮して本作のNGな部分を詳細に言語化したとしたら、グーグルから広告剥奪されてしまう。だから言語化しない。

もしかしたらバトルプログラマーシラセを扱うだけでNGかもしれないけど、Google様から見たらそもそも認知されてなさそうだから書いてみる。

「鬼滅の刃とか呪術廻戦とか面白いと聞いたから観てみたけど、別に面白くないな……」みたいな、世間と趣味趣向がずれてる人は、バトルプログラマーシラセを見ればいい。

 

当時(2003年)は、こんなのが普通に地上波で流れてたんだから、時代とともに社会の常識って変わるんだなと思った。

社会的にはアウトだけど、ただギャグでやってるだけの物に対して、この20年で厳しくなったよな。誰もが声を挙げられる場所が出来てしまったからなのかな。

「そんなのギャグじゃん」と流して笑える99%の人と「けしからん!」と怒る1%がいたとして、日本人は1億人ちょいいるので、1%でも100万人。100万人が起こると大事になる。だから怒られることはできなくなる。その結果、みんな無難になってる。

 

僕も結局のところGoogle様の奴隷だから無難なことしか書けないのだけど。

バトルプログラマーシラセを面白いというと、脊髄反射で「ロリコンかよ」と思われかねない。念のため言うと、僕はロリコン趣味は一切ない。むしろ年上のほうが好き。

 

20年ぶりぐらいに改めて本作を見直して、俺がこの作品をすごく印象深く覚えていた理由が分かった。

本作の主人公のパーソナリティを表現すると、「俺って世間嫌いだし、なんか世間って面倒くさいから、正当なルートでは社会に参加してないんだよな。特殊スキルでどうにかギリギリ生計を立ててるけどね。その気になれば特殊スキルで大きく稼げるんだけどね、フフ。まあでも、俺はそういう世俗はいいですわ。とかひねくれつつ、世の中に貢献するのもそれなりに気持ちいいよね。だから頼まれたら貢献しちゃう。あと親戚は大事。叔母と姪が大好き。まうまう」みたいな内容になる。

そして、それってもう俺の理想だし(叔母と姪云々は置いといて)、無意識にそういうの目指してるし、見方によってはもはや実現してる。

 

20年ぶりに観て、「俺の理想が描かれてる!俺の価値観がここにある!!だから好きだったんだこの作品!!!まうまう」

ていう感想になった。面白かった。以上です。